資本主義 #015

洗濯機

洗濯機がなかったら、自分が服を洗わなければならない。

恐らく、２時間くらい。
週に１４時間の時間を買っていることになる。
年間７３０時間（約３０日）を買っている。

洗濯機は２時間の自由時間を作ってくれる。
この時間を、SNSの閲覧だけに使ったら、何の生産性もない。
時間を浪費していることになる。

しかし、世の中の多くの人はこれをしてしまっている。
テクノロジーは人間に時間を与えた。
しかし、その時間の使い方を知らなければ、浪費だけに使うことになる。

お金も一緒だ。
お金と時間は似ているが、唯一似ていないとこがある。
無限か有限かだ。

現在、多くの中央銀行は、お金を無限に印刷しているのは明らかだ。
有限の時間の方が価値が高いのは明らかだ。
ただ、それは浪費でなく生産に使えればのことだ。