OMAKASE SUSHIの現実
あえて、OMAKASEと書かせて頂いた。
SUSHIがファッションであれば、OMAKASEもファッションになっている。
それはそれでいい。
けど、私が好かないのは、これだけ情報のある世の中で、「良い魚介類を仕入れられない」と言っている、日本人寿司職人。
寿司は魚介類を適切に処理し提供する料理。
魚介類が腐っていれば、寿司も腐っている。
よく、こんな不味い寿司を出せるなと思ったこともしばしば。
ヨーロッパの寿司事情を見てきて日本人というポジションに胡座をかいて商売をしている奴らが多すぎる。
地元漁師と話、地元の魚介類を愛し、どうしたら美味しく提供できるか試行錯誤し、魚介類探しに歩き回り。
この辺に美学があるのではないかと思う。
日本人というポジションに胡座を描くのは本当にやめてほしい。