フゼタ定置網で漁獲される大西洋クロマグロ(本マグロ)の特徴

田中 一です。
ユーラシア大陸・最西南端のポルトガル・アルガルベ地方で、定置網漁業会社に所属しながら、大西洋クロマグロの研究をしています。

2種類の品質

フゼタ定置網には、2種類の品質の大西洋クロマグロ(本マグロ)が漁獲されます。
品質の説明をしていきます。

5月・6月中旬 ”入マグロ”

地中海に向かう、産卵前の大西洋クロマグロが回遊してきます。
産卵前で、丸々と太っています。

入マグロ・水揚げ作業

定置網にマグロが入った後、水揚げ作業を行い、生鮮出荷作業、超低温冷凍加工作業を行います。

超低温冷凍マグロが出来るまで

”天然”として、出荷されます。

6月下旬・7月 ”出マグロ”

地中海から出てくる、産卵後の大西洋クロマグロが回遊してきます。
産卵後で、痩せています。

フゼタ定置網の大西洋クロマグロの特徴②
出マグロ・給餌前

定置網にマグロが入った後、マグロを養殖生簀に移動させ、約3ヶ月間給餌作業を行います。
その後、水揚げ作業を行い、生鮮出荷作業、冷凍加工作業を行います。

超低温冷凍マグロが出来るまで

”養殖”として、出荷されます。

フゼタ定置網の大西洋クロマグロの特徴③
出マグロ・約3ヶ月間の給仕後

入マグロ・出マグロ 漁獲比率

フゼタ定置網/入マグロ・出マグロ 比率

地中海を出た産卵後の大西洋クロマグロは、摂餌の為、ポルトガルの沿岸を通り北上します。
この回遊特性を利用したのが、フゼタ定置網となります。

フゼタ定置網の大西洋クロマグロの特徴④
出マグロ・回遊ルート

大西洋クロマグロ・東大西洋(東系群) 年間回遊ルート
フゼタ定置網の場所詳細





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