ポルトガルのマグロが自宅に届くまで
田中 一です。
ポルトガル南部・アルガルベで、ポルトガル人漁師と日本式定置網で本マグロ(大西洋クロマグロ)を漁獲しています。
ポルトガルで獲れた本マグロで、日本とポルトガルを繋ぐ事を目標に活動しています。
マグロが大好きです。
マグロの情報をメインに発信していきます。
−60度で保たれる鮮度

−60度凍結により、日本まで同じ鮮度が保たれます。
めちゃくちゃ凄いですよね。
ここまで、投資できるのはマグロしかないのではと思っています。
他の魚は、ここまでしません。
やっぱり、マグロだから。
では順に、写真と共に。
加工凍結作業

芯までしっかり早く冷えるようにカットしてロインの状態にします。
その後、急速凍結機で12時間かけて−60度にします。
1日:200kgのマグロを、30尾位凍結していきます。(約6トン)
ロイン状態:約4トン
コンテナ転載

40フィート・コンテナ(−60度)には、20トン積む事ができます。
20トンのロインは、約30トン分のマグロです。
1コンテナ、200kgのマグロで、約150尾のマグロを日本に送る事ができます。
船舶輸送
スペインのアルヘシラスから約50日間で日本に到着します。
コンテナが故障して、−60度が保たれなかった等の、輸送中の事故もあります。
問屋・搬入/日本到着

問屋さんに搬入され、超低音冷凍庫(−60度)で補完されます。
品質の検品作業を行います。
豊洲市場/荷受

問屋さんからのマグロを受けてもらいます。
ここには評価機能があります。
鮮度・色・脂、を評価します。
豊洲市場/仲卸

ロインの状態から、血合いを取ったり、サク状に加工します。
紙に包み、発泡スチロールにドライアイスを入れて、発送します。
ご自宅

解凍作業をします。
解凍作業は、こちらのページを参考にしてください。
→https://tanakahajime.net/index.php/2020/12/01/14/
ここまで書いてみて思ったけど、なんか、メチャメチャすごい。
いろんな人の思いが詰まっています。
このマグロで、大切な人と家族と幸せな時間を過ごしてもらうのが、本望です。

嬉しいです!!
こうゆうコメントが!!
ポルトガルから日本に届くまでを解説しました。
私はマグロが大好きです。
マグロで大切な人を幸せにします。
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