マグロを獲って、届けると決めた

田中 一です。
南ポルトガルの大西洋でポルトガル人漁師と、日本式定置網で本マグロ(大西洋クロマグロ)を漁獲しています。
ポルトガルで獲れた本マグロで、日本とポルトガルを繋ぐ事を目標に活動しています。

育児放棄

「私は獲る人間、それを届ける人間は・・・」
市場に任せていた。
(その方が漁師っぽいしでしょ)

けど、ある時「獲るだけ獲って、あとは任せる」と言うのは、どこか”育児放棄”な気がしてしまい、届けるとこまで責任を取ろうと決めた。

やっぱり、マグロは生物で、生命があって、苦しかったら暴れるし、殺せば血も出る。
血抜きは品質を保つためには最重要で、私のカッパはいつも血まみれです。
私自身、マグロを獲ることで生かされてるし、そうゆう現場にいると、思うんです。
育児放棄はできない。
獲るとこから、届けるとこまで、責任を取ろうと。

はい。
5シーズン目にして、やっと、観念しました。
そして、親としての自覚が芽生えてきました。

貿易の勉強・流通の勉強・お金の勉強をしていきます。

届いた。

2020年末、ポルトガルのマグロを届けるお歳暮プロジェクトをやりました。

バイヤーさん・問屋さん・荷受けさん・仲卸さんの協力を経て、漁師と共にポルトガルで獲ったマグロを、お歳暮という形で、私がポルトガルにいながら日本で届けるとこまで出来ました。

実際、届けてみて思いました。
「品質で劣っている部分はない。」
(これに、奢ることなく品質の追求は怠りません。)

後、お歳暮を贈らせて頂いた方から届くコメントの一つ一つが嬉しすぎるんです。
これは、今季のマグロを獲るモチベーションに繋がるし、届けることを放棄しないモチベーションにも繋がる。

関係各社と連携をとりながら、ポルトガルのマグロを一人でも多くの方に届けられるように努力していきます。

どんなに小さな一歩でもいい。
つまづいてもいい。
転んで笑われるかもしれない。
少しづつ、前に進んでいこう。

頑張ります。

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