日本人だけが持つ「いただきます」という文化

田中 一です。
南ポルトガルの大西洋でポルトガル人漁師と、日本式定置網で本マグロ(大西洋クロマグロ)を漁獲しています。

ポルトガルで感じた違和感

ポルトガルで生活を始めて、ポルトガル人と食事に行った時の事、私は食べる前に「いただきます」と言った。
ポルトガル人は、「ボナペティ(Bom apetite)」と私に言ってくれた。
その時は、意味がわからなかったので、辞書で調べてみることにした。
意味は、「たっぷり召し上がれ」、いわゆる「食事をする人への挨拶」の様なもの。
この意味を見て、少し違和感・文化の違いを感じたのを覚えている。

この出来事は、子供の頃から何も考えずに「いただきます」と、食事の前に言ってきた、言葉の意味を考えるきっかけになった。

生命をいただく

ポルトガルと日本の違い

ポルトガルは、私から人に。
日本は、私から食事に。

私は、違いをこんなふうに捉えた。

「いただきます」の本質

食事を作ってくれた人への感謝。
野菜を作ってくれた人への感謝。
肉を作ってくれた人への感謝。
魚をとってくれた人への感謝。

そして、食材そのもの。
生命(いのち)に対しての感謝。

この、肉・魚・野菜には生命(いのち)があり、私たち人間はそれを体内に取り込む事によって生きられる。
生命をいただく事によって、生きられる。

「生命(いのち)をいただく」という日本文化

私はこの経験を通して、「生命(いのち)をいただく」という日本の大切な文化を、異国の地で学ぶ事になった。
日本人が大好きな本マグロ(大西洋クロマグロ)の”生命(いのち)をいただく”現場にいる生産者として、この大切にしたい日本文化を、異国の地でも表現していくと共に、本マグロ(大西洋クロマグロ)を届ける事によって伝えていきます。




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